受験算数という競技 その2

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受験算数は競技

中学受験の算数って「競技」なんです。スポーツの試合とかピアノのコンテストとか、ああいうものを連想して欲しいと思います。

と書きました。
これについて別の角度から補足説明をしたいと思います。

算数のテストにおいて、
「点数がとれないとれない」
と思い悩む声をよく聞きますが、
そもそも算数のテストがどのようなものなのか、あまりよくわかっていないで臨んでいるケースがほとんどです。
点数がとれないのは準備不足だから、という簡潔な答えしかありえないのですが、
自分が準備不足で臨んでいる(自分が望む点数に対して)ことを認識していないケースがほとんどです。

この誤解をとくためにも、中学受験の算数は「競技」であり、
スポーツの試合とかピアノのコンテストとか、
ああいうものと何ら変わらないものであると認識して欲しいと思います。

スポ根的な反復練習をしないで高得点は取れない

中学受験の算数ですが、ざっくりといえば頭脳パズルです。
そして入試(テスト)は、頭脳パズル速解き大会です。

1問に30分とか、腰を据えてじっくりと考えさせるような趣旨のテストではなく、
多量即解型のスタイルです。
各学校で出題量、難度、制限時間が異なるので一概にはいえないのですが、
1問にかけられる時間は平均して2分程度です。

中学入試の算数は短時間で正確に処理をしていき、
だいたい6割程度の得点ができれば合格という競技です。

塾の大テストの場合は、1問にかけられる時間は平均して1分30秒から2分程度で、
平均点が6割程度になることを目指して作られていることが多いです。
ほぼすべての子にとって、圧倒的に時間が足りないテストなのです。

ですから、ほぼすべての生徒が、大テスト受けた後に必ず口にする言葉があります。
「あと5問は正解できてもおかしくなかった。ケアレスミスだった」
もう、これは必ず言います。
言わない子を見てみたいくらいです。
我が子は特別にケアレスミスが多い、と思っている保護者様がいるとしたら、
そんなことはない、他の子もみんなしていると、とお伝えします。

ところで
「あと5問は正解できてもおかしくなかった。ケアレスミスだった」
果たしてこの言葉は本当なのでしょうか。
また、そもそもケアレスミスってなんなのでしょう?
※これについて詳しくケアレスミスのカテゴリの記事を参照してください。

算数のテストが、どのような競技なのかは先ほどお伝えした通りです。
はっきり申し上げて、正解できなかった5問も含めて現在の実力、と心得るべきでしょう。

ピアノをたくさん練習しても、発表会当日にミスタッチをしてしまう。
野球の守備で、エラーをしてしまう。
これらのミスをケアレスミスといって甘えている人など1人もいません。

算数だって同じなのです。
短い制限時間内で、どれだけ正確に早く処理できるのかを競っている競技です。
処理ミスや計算ミスをいかにしないのか、これを争っているという側面も多いにあります。

算数のテストにおいて、点数がとれないとれないと思い悩む声をよく聞きますが、
点数がとれないのは準備不足だから、という簡潔な答えしかありえません。
野球でエラーなくすための練習
ピアノでミスタッチをしないための練習
算数を短時間で正確に解く練習
すべて似たようなものです。

スポ根的な反復練習を通じてしか得られない「得点力」があるという事実をぜひ知っておいてください。

中学受験の算数は世間が思っているほど「思考力」の科目ではありません。
ど根性反復練習の要素がきわめて強い科目なのです。

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