ニュートン算の標準問題
- 例題6
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ある動物園で入場券の発売の何分か前から行列ができはじめていて、一定の速さで行列の人数が増していきます。
いま入場券発売口を2つにすると発売をはじめてから28分で行列がなくなりますが、入場券発売口を3つにすると発売をはじめてから16分で行列がなくなります。
行列は発売の何分前からできはじめましたか。ただし、発売にかかる時間はいつも一定とします。
- 解説
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行列は発売の何分前からできはじめましたか?
これは、いつもと違いますね。
最後に聞かれていることが、ちょっといつもと違うね。
でも、他は今までと完全に同じですね。
とにかく今まで通り、やれるところまでやってみましょう。入場券発売口を2つが1分で②
入場券発売口を3つが1分で③
行列を減らすとする。?÷(②-増える人)=28分
?÷(③-増える人)=16分だから、はじめの量を28と16の最小公倍数の112としてみます。
②-増える人=4
③-増える人=7
2つの式の差をとれば、
①=3〇でそろえると分数になるな・・・
今回は□でそろえます。1分に増える人が2
ですね。はい、よくできていますね。
ニュートン算の処理はきっちりやり切れています。あとはこの問題で聞かれていることですけど、
「行列は発売の何分前からできはじめましたか。」つまり、112の人は何分かけて集まったのかということだね。
行列は少しずつ人が増えていったわけだ。
1分で並ぶ人は2と求まっている!なるほど、112÷2=56
56分前からですね。正解です!
これも定番だから、しっかり理解して覚えましょうね。