例題5
ある仕事をするのに、AとBの2人ですると3時間、BとCの2人ですると4時間、AとCの2人ですると6時間かかります。 この仕事をA1人ですると、何時間で終わらせることができますか。
解説
吹き出し用まなぶくんイラスト

なんだか複雑ですね・・・

吹き出し用カンガルー先生イラスト

そうだね。でも似たような問題であることも確か。
とにかくやれることをやってみるしかないよ。

吹き出し用まなぶくんイラスト

全仕事を12とすると、1時間あたりの仕事量は、 
AとBは 
BとCは 
AとCは 
ということですね・・・

吹き出し用カンガルー先生イラスト

うん、あってますよ。
ここで、「あ!類題やったことがある!」って思えるかどうかが大事です。
結局算数は「知識・経験ありき」という側面が強いのです。

吹き出し用まなぶくんイラスト

類題?
えっと・・・忘れました・・・

吹き出し用カンガルー先生イラスト

この問題だって「消去算」、有名パターンですよ。
A+B= 
B+C= 
A+C = 
以上を全部足すと、

(A+B+C)×2= 

2で割れば、
A+B+C=4.5となりますね。 

吹き出し用まなぶくんイラスト

あ、思い出しました。
A+B+C=4.5 
B+C=
を見比べて、
A=1.5
12÷1.5=8(時間)
求まりました。8時間です。

吹き出し用カンガルー先生イラスト

正解!
結局、今まで具体値でやってきた問題が、③とか④とか仮の数字に変わっただけなんだよ。それが仕事算です。

その6を学ぶ

その4に戻る