ある仕事をするのに、どれだけの時間がかかるのかを求めるような問題を”仕事算”といいます。
厳密には、必ずしも「仕事」が話題になくとも「仕事算」という表現をします。

例題1
ある仕事をするのに、太郎くんは1日でその半分を終わらせました。太郎くんがこの仕事をすべて終わらせるためには何日かかりますか。
解説
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今日はこんな問題をやるよ。仕事算とよばれてます。

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なんですかコレ!?
2日に決まっています。答えは2日です。

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正解。
答えは2日ですね。簡単だよね?

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ところで太郎くんの仕事はいったい何だったのでしょうか。
トンネルを10mほる仕事?
お皿を300枚洗う仕事?
具体的にどのような仕事をどれくらいの量やるのか、まったく与えられていませんね。
しかし、答えは「2日」で間違いありません。 
全仕事量がいくらであっても、太郎くんが1日にやる仕事量は半分(5割)だからです。

つまり割合(比)が重要なのであって、具体値は関係ないわけですね。

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半分は5割。
つまり、これは割合・比の問題なんですね。

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そうです。割合・比だけで、具体値のない問題です。
このような問題はふつう「仕事算」と呼ばれます。

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仕事に関する問題が「仕事算」?

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仕事をしている問題が「仕事算」っていう認識は、本当は違います。
だけど確かに仕事に関する話題で出題されることが多いかな。

具体値なしで、比だけで処理させる問題の一部を「仕事算」と呼んでいるよ。
とりあえずは「~算」っていう分類はあまり気にしなくて大丈夫。
 
ポイントは、割合(比)が重要なのであって、具体値は関係ない問題なのかどうかを見極めることだ。
もし、具体値が関係ない問題ならば、具体値は勝手に決めてしまって大丈夫!ということだよ。

保護者さまへ
 
ある一定量を、その何割かのもので満たしていく状況を想定する問題が仕事算とよばれています。
しかし、「話題が仕事だったら仕事算」、学びはじめの小学生はこれくらいの認識で良いかと思います。「~算」というカテゴライズにそれほど意味はありません。

その2を学ぶ

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