- 例題2
- A、B、Cの3人ですると50分で終わる仕事があります。Aが20分休めば、その分をBとCが15分ずつよけいに仕事をする必要があります。あるいはC1人が40分よけいに仕事をする必要があります。この仕事をB1人ですれば、何分で終わりますか。
- 解説
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Aの20分=(BとC)の15分=Cの40分
という等式ですね。
うん、そうだね。
3つ並んだ等式は、そのうちの2つに着目するといいよ。
Aの20分=(BとC)の15分=Cの40分
からは、- Aの20分=(BとC)の15分
- Aの20分=Cの40分
- (BとC)の15分=Cの40分
の3通りの等式が得られる。
使いやすいものから使って解いていくんだ。・Aの20分=Cの40分
から、
Aの1分の仕事量が②
Cの1分の仕事量が①
とおけます。次に、
・(BとC)の15分=Cの40分
から
Bの15分+Cの15分=Cの40分
なので、左右から「Cの15分」を引いて
Bの15分=Cの25分以上のことから
Bの1分の仕事量が5
Cの1分の仕事量が3
とおけます。以上を合わせれば、
Aの1分の仕事量が6
Bの1分の仕事量が5
Cの1分の仕事量が3
となります。はい、完璧ですね。
あとは正解を出すだけだね。A、B、Cの3人ですると50分で終わる仕事なので、
(6+5+3)×50=700
この仕事をB1人ですれば、
700÷5=140140分で終わります。
大正解!!