- 例題2
- ある仕事をするのに、Aは12日、Bは9日かかります。はじめは2人いっしょ働きましたが、途中でBがぬけたため、この仕事を仕上げるのに8日かかりました。Bは何日仕事をしましたか。
- 解説
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12と9の最小公倍数36を全仕事量とします。
Aは1日に3
Bは1日に4
2人いっしょだと、7A1人で仕事をするか、ABいっしょに仕事をするか
これらをあわせて8日間だから・・・これこそ、つるかめ算ですね!3×8=24
36-24 =12
12÷(7-3)=3
2人いっしょで3日、A1人で5日したことがわかります。
だから、Bが仕事をしたのは3日です。正解です。
つるかめ算で解けることがわかったね。ところで・・・別解も紹介しますね。
Aは何日間仕事をしたか考えてみてください。Aは1日も休まなかったのだから・・・8日ですね。
そうだね。これは問題を読むだけでわかる情報だよね。
つまりAが8日でした仕事は、3×8=24
全部で36の仕事だから、残りの12はBが仕事したわけだね。Bは1日に4の仕事をするから、Bは3日仕事をしたということですね。
正解!
ところで、今の解き方を面積図で見てみると・・・。あれ?つるかめ算と同じ解き方?
うん、同じ解き方だよね。
あえて違いを探すのならば、
「もし8日間仕事をしたのがAだけだったならば・・・」という言葉を使えばつるかめ算。でもね、「つるかめ算」で解いたのかどうかにこだわる必要はないからね。
この問題の仕組みが、上のような面積図になっていることがわかればそれでOKです。