例題2
ボールペン3本と消しゴム2個の合計の値段は470円です。
ボールペン1本の値段は、消しゴム2個の合計の値段より10円高いとき、消しゴム1個の値段はいくらですか。
ただし消費税は考えないものとします。
解説
さっきと似たような問題だから、一人でやってみますね。
ボールペン1本の値段を①
消しゴム1個の値段を1とします。
ボールペン3本と消しゴム2個の合計の値段は470円なので、
③+2=470
ボールペン1本の値段は、消しゴム2個の合計の値段より10円高いので、
①=2+10
うん、うまくいっているよ。
まずは〇を③にそろえます。
で、買い物のかごの中をかえます!
③を6+30
にかえます。
つまり、(6+30)+2=470 だから、
8+30=470
8=440
440÷8=55
なので、1=55
でました!消しゴム1個は55円です。
お見事!正解です。
確かめもしますね。
ボールペン1本の値段は、消しゴム2個の合計の値段より10円高いのだから、
55×2+10=120
ボールペン1本の値段は120円
ボールペン3本と消しゴム2個の合計の値段は
120×3+55×2=470
はい、問題文とあいました。矛盾はないです!
100点満点!!
ばっちりOKなんだけど、別解も見ておこう。
③+2=470
①=2+10
なんだけど、2は、はじめからそろっているね。
こちらを利用しても解けるんだ。
①=2+10
から
2=?
の式の右、「?」がわかるんだ。
どうかな。
えっと・・・何がなんだか・・・わからないです。
①=2+10
は、
(ボールペン1本の値段)=(消しゴム2個の合計の値段)より10円高い
のことだよね。
では、
(消しゴム2個の合計の値段)=(ボールペン1個の値段)より・・・?
どうかな。
10円安いですね。
それを式にすると?
2=①-10
です。
OK!これを用いて問題を解くよ。
③+2=470
①=2+10 → 2=①-10
2に着目した理由は、わかりますね?
2を「①-10」に交換するんです!
つまり、
③+(①-10)=470
④ー10=470
④=480
①=120
なるほど。これで求まりましたね!