比と相当算での線分図と式の使用方法
- 例題6
- ある容器に水をいっぱいに入れて重さをはかると1020gでした。その水の \(\displaystyle \frac{2}{3}\) をすててから重さをはかると420gでした。容器の重さは何gですか。
- 解説
-
\(\displaystyle \frac{2}{3}\) とあるから、3:2ですね。
③と②だ。それで続きは・・・①が1020-420=600
かな?式処理だけで解くこともできるし、図で整理してみるのもありだよね。
困ったときは、図だよ。
下の線分図のようにまとめられるよね。あ、なるほど。
差ですね。
②=600gだ。さっきのは間違いだ!
そうだね。あとは計算するだけだね。
②=600gだから、①=300g
容器の重さは、420-300=120
120gだ。正解!
ちなみに式処理だけで解くこともできる。
容器の重さを1とすると、
1+③=1020
1+①=420この2つの式の差をとれば、②=600
続きは計算を進めていくだけだよ。消去算ですね。
うん、そうだね。
式処理だけで解くことは、上の線分図の解き方と別の解き方をするわけではないからね。
図を使うか使わないかだけで、本質的にはまったく同じ解き方だよ。