線分図を積極的に利用したいパターン

例題2
3人でおはじきを分けます。Aは全体の \(\displaystyle \frac{1}{3}\) より4個多くとりました。Bは残りの \(\displaystyle \frac{3}{5}\) をもらいました。最後に残った12個をCがとりました。はじめにおはじきは何個ありましたか。 
解説
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さっきと同じように、線分図にしてみますね。
Aは全体の \(\displaystyle \frac{1}{3}\) より4個多くとりました

中学受験算数カンガループリント 2段階の比 線分図画像
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うん、とてもいい図だね。

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残りの \(\displaystyle \frac{3}{5}\) がB、 \(\displaystyle \frac{2}{5}\) がC
そのCが12個
下図のようになりますね。

中学受験算数カンガループリント 2段階の比 線分図画像
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=12だから、
=30
で次は・・・

中学受験算数カンガループリント 2段階の比 線分図画像
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□の世界は解き明かしたのだから、次は、③とか①との関係を見ればいいね。

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あ!②=34ってことだ!

中学受験算数カンガループリント 2段階の比 線分図画像
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②=34ならば、①=17

つまり、③=51
はじめのおはじきは51個です!

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大正解!素晴らしいね。

保護者さまへ
線分図がもっともおススメなのですが、もし式だけ解くと下のようになります。

{①-(〇\(\displaystyle \frac{1}{3}\)+4)}×\(\displaystyle \frac{2}{5}\)=12

このような式を解くのは、小学生にはおススメできません。


5.等式の変形を学ぶ

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