比×比=比

今までは、文章題中に比が与えられている問題で、例えば4:3とあったならばそれぞれ④、③とおいて、解き進める問題をやってきました。
これとは別の、もう1つの比の活用があります。
どちらも、受験算数における大きな柱であり、必ずマスターしなければいけません。

1:比×比=比

例題1

10円玉と100円玉の枚数の比が4:1で合計金額は840円です。10円玉は何枚ありますか。

解説

吹き出し用まなぶくんイラスト

10円が枚あれば40

100円が枚あれば100

合計で、140

合計金額は840円だから、
140=840
840÷140=6
つまり、
=6

10円は枚だから、24枚です。

 

吹き出し用カンガルー先生イラスト

大正解!

ちょっと別の見方でも解いておこうか。

「10円が4枚と100円1枚」で1セットとする。
これが何セットあるか考えても解けるね。

吹き出し用まなぶくんイラスト

「10円が4枚と100円1枚」で1セット

1セットの合計金額は140円だから、
840円になるためには
840÷140=6
6セットだ。

「10円が4枚と100円1枚」が6セットあれば、
「10円が24枚と100円6枚」

吹き出し用カンガルー先生イラスト

正解!
そういうことです。

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