食塩水と面積図
食塩水混合と面積図
例題3
濃さが12%の食塩水400gと濃さが5%の食塩水をまぜて、濃さが9%の食塩水をつくります。9%の食塩水は何gできますか。
解説
もう面積図には慣れてきたかな。
ここで、面積図がないと解けない問題をやっておこう。
この例題は面積図なしで解けるかな?ちょっと考えてごらん。
12%の食塩水400gにとけている食塩は48gで・・・
続きがまったくわからないですね。
うん。解けないんだよ。
だからこそ面積図を学習してもらったわけだ。
面積図で解いてごらん。簡単に解けるからさ。
保護者さまへ
厳密には、面積図がなくとも、他の方法で解くことは可能です。
代表例は消去算(連立方程式)です。
図はこうなりますね
とび出た長方形とへこんだ長方形の面積が等しい。
今回はたてがすぐにわかりますね。
400×3=?×4
だから、
?=300(g)
つまり、できあがった食塩水は、400+300=700(g)
700gです。
大正解!完璧です。
ちょっと細かいテクニックについて補足するね。
面積図の比率はあまり正確にかく必要はないよね。
そして、濃さの部分に情報をかくから、濃い方は高く、薄い方は低くかいて、書きこむためのスペースをつくるといいよ。