食塩水と比
食塩水における「比」の利用を学習します。
食塩水と比
例題1
Aの容器に食塩水が900g、Bの容器に食塩水が200g入っています。いま、AからBへ200g移した後、100gの水をAへ入れました。すると、AとBの食塩水の濃さが等しくなりました。はじめのAとBの食塩水の濃さの比を求めなさい。
解説
これは、簡単な流れ図ですね
最後のAとBの食塩水の濃さが等しくなったから
(全体)×(濃さ)=(食塩)
A:800× ① =8
B:400× ① =4
とけている食塩の量の比は、8:4=2:1ですね。
で・・・どうしよう。
はじめに食塩水Aが700gと200gに分配されているよね。
同じ食塩水の分配だ。前にもやったよね。
同じ濃さの食塩水なのだから、はじめにとけていた食塩も7:2に分配されているわけです。
これを⑦とか②とかおくのが定番だよね。
あ、なるほど・・・
前にもやりましたね。
で、最後の食塩水にとけている食塩の比が2:1なんだから、
7×\(\displaystyle \frac{1}{2}\)=3.5
もちろん、はじめのBの食塩は、
3.5-2=1.5
はじめのAとBの濃さの比は、
\(\displaystyle \frac{9}{900}\):\(\displaystyle \frac{1.5}{200}\)=4:3
求まりました。
濃さの比は4:3です。
はい!正解です。