- 例題3
- 兄と弟の2人が同じ金額をだしあって、母へのプレゼントを買いました。兄と弟の所持金の比は5:4でしたが、兄は所持金の \(\displaystyle \frac{1}{3}\) より200円多く、弟は所持金の\(\displaystyle \frac{1}{2}\) より100円少なく出しました。プレゼントの値段はいくらでしたか。
- 解説
「同じ金額」とありますね。
等号で結んで等式をつくれますね!
(兄)×\(\displaystyle \frac{1}{3}\)+200=(弟)×\(\displaystyle \frac{1}{2}\)-100
ですね。
そうだね。あとは、兄と弟の所持金の比は5:4だから・・・
⑤×\(\displaystyle \frac{1}{3}\)+200=④×\(\displaystyle \frac{1}{2}\)-100
ですね。
このまま計算しても解けるけど、分母に3が残る。
残らないようにするためには、はじめの値を3倍して、⑮と⑫にすればいいな。
つまり、兄のはじめを⑮、弟のはじめを⑫とすれば、
⑮×\(\displaystyle \frac{1}{3}\)+200=⑫×\(\displaystyle \frac{1}{2}\)-100
あとはこれを計算していくのみ!
OK!計算するだけだね。
⑮×\(\displaystyle \frac{1}{3}\)+200=⑫×\(\displaystyle \frac{1}{2}\)-100
だから、
⑤+200=⑥-100
左右両方に100を足す。
⑤+200+100=⑥-100+100
つまり、
⑤+300=⑥
より、①=300
答えるのはプレゼントの値段だから・・・
兄が出した金額は、⑤+200=1700
弟も同じ金額だしたのだから、
プレゼントの値段は、1700×2=3400
3400円です!
正解!完璧ですね。
弟の出した金額は、⑥-100だから、
⑥-100=1700
矛盾がないですね!