仕事算のバリエーションの中の、つるかめ算や消去法などを学びます。
普通の文章題では具体値だったものが、③や④という○数字になっただけです。
普通の文章題では具体値だったものが、③や④という○数字になっただけです。
- 例題１
- ある仕事をするのに、兄は21日、弟は24日かかります。この仕事を、はじめは弟が9日間働き、その後は2人で一緒に仕事をしました。弟は何日間働くことになりますか。
- 解説
-
この問題はサラッと解いて欲しい問題だよ！自力でがんばってみよう。
具体値関係なし、割合だけが話題の問題ですね。
全仕事量を21と24の最小公倍数である168とすると、
兄は1日に８
弟は１日に７
２人で１日に15
の仕事をします。はじめに弟が７×９＝63の仕事をする、この時点で
残りの仕事は、168－63=105
この仕事を２人でするから、
105÷15＝７
よって、９＋７＝16
16日です！大正解！素晴らしいね。
ちなみにこの問題は、面積図でも表せるね。
なるほど。
なんだかつるかめ算みたいな面積図ですね！
保護者さまへ
この問題で、全仕事量を21と24の最小公倍数である168とすると、
兄は1日に８
弟は１日に７
２人で１日に15
ここまで解き進めたあと、解けなくなってしまうお子さまには、下の参考例題を解かせます。
- 参考例題
- 1日に兄は８個、弟は７個、つるを折ります。はじめは弟が１人で9日間作り、その後は2人で一緒に作りました。折り鶴が168個になるまでに、弟は何日間つるを折ることになりますか。
この文章題は、3、４年生レベルです。
先の例題とまったく同一問題であることが理解できれば、仕事算が理解できたということです。