規則性
等差数列
解説
このような問題のジャンルを「数表」と言うこともあります。
数の表ですね、はい。
タイトルは数表でもなんでもいいのですが、この問題を見て頭に浮かんで欲しいことは「等差数列」なんですよ。
えっと・・・?
どこに等差数列があるの??
たてに見るのですよ。
6ずつ増える等差数列が、6本あります。
例えば、
6列目の数は、6の倍数の列。
1列目の数は、「6の倍数+1」の列。
あ!そうか。
6で割ったときのあまりは、1~5と0の全6種類。
これが各列に並んでいるんですね。
はい、では問題を解きましょう。
(1)15行3列の数
3列の数は、
3、9、15、21、27、33、39、・・・
という等差数列だから、15行の数は、15番目の数。
3+6×14=87
求まりました。
87です。
正解です。
15行6列の数が、
15番目の6の倍数、90であることから解いてもよいですね。
(2)500は何行何列か
500÷6=83あまり2
あまり2だから、2列の数だ。
あとは何行目か。
83行目か84行目な気がする・・・
そうだね。
500と同じ行にある6の倍数を使うのがおススメかな。
504だ。
504=6×84
ということは84行目だ!
500は、84行2列にあります!
正解です。
もちろん、植木算的に等差数列の処理をして解いても良いですよ。