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等差数列・その4

規則性

等差数列

例題1

長さが1cmの棒を順に並べて、下図のような正三角形を組みあわせた六角形をつくります。六角形は、図のように右にのばしていきます。

棒を180本使って六角形をつくりました。このとき、1辺の長さが1cmの正三角形は何個できますか。

解説

横に、横に、規則正しく図形がのびていくイメージはわきますか?

えっと・・・
わからないです。

問題で与えられた図形をなんとなくながめていてはダメだよ。

自分自身が、この問題のように1cmの棒を並べていくことを想像するんだ。

右に右に図形をのばしていくことになるでしょ。

えっと・・・
そうかも・・・

問題に図があるよね。
これに棒をつけ足してみなよ。
次の六角形は?


こういうことですか。

そうです。
等差数列だなって、わかりましたか?

いえ・・・わからないです。

では、次もかいてみようか。
手を動かしていけば、気づくはずです。


なるほど!
7本ずつ増やしていくんですね!

その通りです。

7ずつ増える等差数列ですね。

はじめは、12本。


12+7+7+7+・・・+7=180

7を何回足したのかというと、
(180−12)÷7=24
7を24回足したときだ。


さて、このとき正三角形は何個ありますか?

正三角形は、4個ずつ増えていきますね。

これも等差数列なんだ!


はじめに正三角形は6個あるから、
6+4×24=102

求まりました。102個です。

はい、正解です!

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