規則性
等差数列
解説
(1)10番目の数
規則はわかりますか?
4ずつ増えてますね。
3+4=7
7+4=11
11+4=15
そうですね。
言いかえると、「差が4の数列」です。
このような数列を「等差数列」と言います。
中学受験で扱う数列は、ほとんどがこの「等差数列」です。
等しい差の数列ですね。なるほど。
では10番目までどんどん書き出しをしてみましょう。
3、7、11、15、19、23、27、31、35、39
10番目は39です。
はい正解です。
では、これを計算で求める方法について学びましょう。
100番目はいくつ?って問題が出たら、全部書いてられないからね。
そうですね。
100個書くのは嫌ですね。
全部書かなくても解ける方法は、もちろん規則を利用します。
1番目は3
2番目は3+4
3番目は3+4+4
4番目は3+4+4+4
10番目が計算で求められるよね。
4を9回足せば10番目になりますね。
3+4×9=39
計算で求まりました。
その通りです。
「何回足すのか」については、いわゆる植木算ですよね。
(2)71は何番目の数ですか。
さっきと逆のことをするだけですね。
3+4+4+・・・+4=71
ということだ。
4を何回足したのか求めればいい。
71-3=68
68÷4=17
つまり、3に4を17回足したら71になる。
71は18番目の数です。
はい正解です!!