損益
複数の商品・比の活用
例題2
ある商品1個の仕入れ値は400円です。この商品を何個か仕入れました。原価の5割増しの定価で、仕入れた個数の6割を売り、定価の1割引きで仕入れた個数の3割を売りましたが、残りは最後まで売れませんでした。利益が36600円であったとき、この商品を仕入れた個数は何個ですか。
例題1と似ているでしょ。今回は、何個仕入れたのかがわからないわけだ。
だから、仕入れた個数を100個とか決めてしまえば、あとは計算を進めていくだけで解けそうだと想像できるね。
もちろん数値は100でなくていい。計算が楽になりそうな値を選べばいい。
そうですね。仕入れた個数を10個としてみます。面積図は下のようになります。
クリーム色の面積-水色の面積=利益だから、
200×6+140×3-400×1=1220
利益が36600円だから、
1220=36600
1=30
仕入れた個数を10個として解いているので、
10=300
300個仕入れました!!
大正解です!
不明な量と、それに関する比・割合があるときは、○や□などの仮の数値でおくのが鉄則ですね!