時計算
時計算の基礎導入
例題1
10時50分のとき、時計の長針と短針でつくる角のうち、小さい方の角度は何度ですか。
解説
10時50分の図をかきます。
長針はちょうど10を指していますね。
短針は、10と11の間で、11に近い所ですね。
正確にはかけないけど、こんな図ですね。
はい、よくできていますよ。
図は、正確である必要はありませんからね。
もちろんある程度はきれいに書いた方が解きやすいけどね。
短針の正確な位置を求めないといけないですね。
それが今回のテーマなのです!
短針は1時間で何度まわるのかな。
1時間で10から11まで、30°まわりますね。
その通り!
では、もう解けますね!
1時間で30°まわるということは、
60分で30°まわる。
つまり、
1分で0.5°まわる。
だから、50分で25°まわる。
10時0分に10を指していた短針が、50分で25度まわる。
求まりました。25度です!
正解です。
短針は、1分で0.5°進むんだ。
これを、短針の速さは「分速0.5度」とも言います。
「角速度」という言葉もあります。
同じように、長針の分速もだしてみて。
長針は、1時間=60分で360°まわります。
360÷60=6
長針は分速6度です。
その通り。
短針は分速0.5度
長針は分速6度
どちらも暗記してしまってほしい。
ただし、もし忘れたら・・・すぐに自力で導けますね。