速さの基礎文章題
複雑な動きを整理する
例題3
家から図書館まで1200mあります。9時10分に家を出発し、分速60mの速さで図書館に向かいました。図書館で何分間かすごした後、帰りは分速80mの速さで家に戻ったところ、10時25分に家に着きました。図書館ですごした時間は何分間でしたか。
解説
1200mを分速60mで進めば、
1200÷60=20(分)
20分かかります。
9時10分の20分後に着いたから、9時30分に図書館に着いた。
帰りは分速80mだから、
1200÷80=15(分)
15分かかります。
10時25分に家に着いたのだから、図書館を出たのは、
10時25分の15分前。
つまり、10時10分に図書館出た。
つまり、
9時30分に図書館に着いた。
10時10分に図書館出た。
図書館にいた時間は、 9時30分から10時10分までの40分間です。
正解ですよ。
例題4
家から学校まで450mあります。7時55分に家を出て分速50mで学校に向かって歩きましたが、出発から3分で忘れものに気づき、すぐに速さを変えて家に戻りました。家に着いてから2分後に再び学校へ向けて出発しました。引き返したときと同じ速さで向かったところ、
8時10分に学校に着きました。忘れものをした後の速さは分速何mですか?
解説
えっと・・・
複雑ですね・・・
図で整理しながら解くべきだよね。
まずは、50×3=150m
7時55分の3分後は7時58分だな。
このあとは引き返す。
速さが分からないから、何時に家に戻ったのかわからないな・・・
8時10分に学校に着だ。
とても良い図だね。
引き返してからはずっと同じ速さだからね。
これはまとめて見るのです。
7時58分から8時10分までは12分。
このうち、2分は家でとまっていて、10分は進んでいる。
わかった!
だから、
150+450=600m
を
10分で歩いたんだ。
600÷10=60
分速60m
です。
大正解です!
素晴らしいね。