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水そうと棒 0070

水そう

棒を入れる

例題1

下図のような直方体の容器に、水を入れました。この容器に、図のような直方体の棒を図の向きのまま、容器の底につくまでゆっくりと入れたところ、水の深さは11.5cmになりました。はじめの水の深さは何cmでしたか。ただし、水はこぼれませんでした。

解説

まずは図示ですよ。

さて、3通りの解き方、すべてを順番に見ていきましょう。

解き方Aタイプ:水量は変化しない(底面積×高さ)

16×25×?=(16×25-8×10)×11.5

これは、()の中を計算して、
16×25×?=320×11.5

左右を16で割って
25×?=20×11.5
左右を5で割って、
5×?=4×11.5
左右を2倍して、
10×?=4×23
つまり、
?=9.2
はじめの水位は9.2cmです。

はい、正解です。

解き方Bタイプ:棒が押しのけた水=上がった水

(16×25-8×10)×(11.5-?)=8×10×?
はじめのかっこの中を計算して、

320×(11.5-?)=8×10×?
左右を80で割ると、
4×(11.5-?)=?

えっと、4倍だから・・・①と④とおけばよいですね。

とても良いですね!

11.5-?=①
?=④
だから、
11.5=⑤
5で割れば、①=2.3とわかから、
?=④=9.2

はじめの水位が9.2cmと求まりました。

はい、正解です。

解き方Cタイプ:Bタイプの変形

16×25×(11.5-?)=8×10×11.5
左右を8で割ると、
2×25×(11.5-?)=10×11.5
左右を10で割って、
5×(11.5-?)=11.5
左右を5で割って
(11.5-?)=2.3
つまり、?=9.2
求まりました。

はい、正解です。

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