例題4
次の□に入る数を求めなさい。
分速200mの自転車が、5km走るのにかかる時間は□分です。
解説
保護者さまへ
まったく頭を使わないタイプの子どもは、問題文に出てきた200と5を使って何らかの計算をしようとします。速さの問題は、かけ算か割り算だから(これは感覚的に分かる子が多い、200+5をしようとは思わない)
200×5=1000
1000分はなさそうだな。
200÷5=40
よし、答え40分!!
当然間違いです。こんな解き方をするくらいなら、白紙でいるべきです。わからないから、教えてくださいと言える姿勢を身につけない限り、まったく望みがないです。
最悪なのは、偶然正解してしまうことですね。
わからないをそのまま放置することになります。
えーと、迷っているヒマがあったら表をかきます。
あ、距離が25倍なので、かかった時間も25倍だ。
25分です。
※5000÷200=25
正解。ばっちりだね!
保護者さまへ
3公式でいうところの、
距離÷速さ=時間 ですね。
くりかえしますが、公式そのものを教え込むことはしません。
しかし、この公式が成立するのは「あたりまえ」
だから自然と暗記した、というプロセスを踏むように、表をかいて解きましょう。