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計算力はとてつもなく重要である

算数ができない子
算数に苦手意識のある子
算数がどんどん苦手になっていく子

共通する原因の第1位は「計算力のなさ」です。

算数の本質は、「思考力」であったり「発想力」であったり、
そのようにイメージされる方が多いことでしょう。

そのような要素も多分にあるのですが、それはまず「計算力ありき」の話です。

今まで、多くの子どもたちを見てきましたが、計算力がない子は非常に多いです。
文章題を考えていても、途中の計算に手惑いすぎて、
今何を考えていたのかわからなくなる、迷子になる、ということがよくありました。

計算力の重要さを認識しましょう。
計算力はとてつもなく大事であると。

大げさ言えば、計算がスムーズにできれば
算数の大半の問題は片が付く、です。
さすがにこれは言い過ぎかもしれませんが、
多くの人が想定している以上に、計算力が算数力に及ぼす
影響は大きいです。

多くの保護者様は、計算力の大切さを軽視しすぎています。

計算力向上を目指すとして、何をどうすればよいのか。
ひたすら計算問題をたくさん解けばよいのか。

これについては具体的な方法論を書いていく予定です。

何点かポイントがあるのですが、最大のポイントは
・分数の計算にいかに慣れるか、習熟するか

と言えます。これは通分、約分をいかに素早く的確に行うか、とほぼ同義です。

5桁+5桁の筆算とか、5桁÷3桁の割り算とか、中学受験の算数において、それほど頻繁にでてくる計算ではありません。
このような計算をあたりまえに素早く正確に計算する力をつけることは必須ですが、
普段30秒かかっている計算を、練習を積んで25秒に短縮するようなことに勉強時間を割いても
あまり意味はありません(これは高学年では無意味ということです。3,4年生時にきちんと計算練習を積んでおくべきです)。

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